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 うつ病
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他の社員に聞いた話だが、 
会社が終わってからは、会社で酒は飲むし横暴さが目立っていたという。 
当然彼にも、相当のプレッシャーは、あるとは思うが、 
何かをやってくれといった覚えも無く何かを頼んだ覚えも無かった。 
この頃私の周りの人間にも、うつ病などの話がかなり多かった。 
前にも書いたが6人もいた。 
  (うつ病の話は辞めておきます。) 
◆平和な時間が長すぎてしまい 
私自身も反省しているが、 
私の分身とも言える人間がこの土壇場になって  
はっきりいってビビりだした。 
  私は信じたい気持ちと  
今までいいときはかなりの遊びに連れて行ってあげて 
俺とまでは行かないが、金も相当使っていた。 
悪くなったら 
「うつ病かよ」 
と、だんだん思うようになってきた。 
ただこれを思う 
あれを思うというよりも、 
時間が無く。 
そんな事にかまってはいられない状況だった。  
ただ少しづつは、話しをしないといけないと思い 
話をすると少しうつ病のようになる。 
◆私は 彼に、 
「もう話はしない自分の考えでそして無理をせず流れるまま天命を待て」 
といった。 
それからはその話には触れていない  
人の土壇場の精神力は、やはりその場に境遇しなければはかれない。  
今後の参考になった。 
  そして今まで生きてきた環境が左右することも認識した。 
はっきりいって育ち方がかなり影響してくるだろう。 
  それからの会社での俺と端口君との関係は、 
端口君が私を避けるようになっていき会話は無くなった。 
ただ他の人に聞くと俺がいなければ、元気らしい 
後になりわかることだが、 
◆うつ病の振りだった。 
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■反省と勉強 
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■反省といいますと 
全てが反省ですが 
私の会社は全部で3つありました。 
その整理の仕方なのでいろいろ難しいことはあったと思います。 
それを相談するのは少し無理なことだったかもしれません。 
このときの自分の状況を考えますと 
多分人に自分の考え方を認めてもらいたかったのだと思います。 
心が弱かったのだと思います。 
■社長は土壇場では全て自分で決めなければなりません。 
人に聞いても責任転嫁するだけでいい返事は返ってくるはずがありません。 
正常な時なら分かったことでも 
その場で私は同意が欲しかったのだと思います。 
◆責任を取る人が全ての判断をしよう