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末期がんのようだ
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◆ 8月の売り上げは最悪だった。
営業 ノウハウ
しかしみんなに怒る元気もなかった。
元気がないというよりも話す気がなかった。
それよりもやる事が多すぎた。
◆少し子供の話になるが、幼稚園が変って環境になれないらしいが
パパと連絡を取るときは元気に
「友達ができたよー」とか
「何をもらった」
とか、少し嘘が入っていたりする。
子供なりに親を励まそうとしている。
そして必ず最後には
「いつになったらパパと会えるの」
と聞いてくる。
私はいつも決まって
「いい子にしていたらすぐ会える仕事だから」
としか言えなかった。
私自身こういう環境に子供をおいてしまった事に寂しさはあるが
愛情を与え続けることによりきっと俺よりも強い子に育つと確信した。
ビートたけしさんの子供の教育方法で子供のために
何かをするという教育はしないと
本に書かれていたことがいつも頭によぎっていた。
親は親の人生 子は子の人生だった
今月9月の売り上げは少しよさそうなスタートを切った、
今の心境とすると少し疲れてきた感じがするが、気にしてもいられない。
業者、金融機関との話し合いは毎日行われた。
今思うと銀行にはもっと早く話をしていれば、
もう少し対応策があったような気がした。
◆9月の売り上げは、神様のいたずらか、反響売り上げ共に絶好調
今までにない売り上げが上がった。
売り上げは絶好調になったが大変な問題が発生した。
今までずっと一緒にやってきた端口が
これからの会社の行動に疑問を持つというよりも
彼自身の頭の中で理解できない事態が起こった。
◆簡単に言うとうつ病だった。
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■反省と勉強 ─────────────────────────────────────
◆この頃の状況では末期がんにモルヒネを打っている状況で
手の施しようが無いと私は感じていましたが
今から考えれば沢山
やれることはあります。
又やらなければいけないことはあります。
売り上げ金融関係業者などの打ち合わせがあるとしても
社員には打ち合わせ今後の事など
これからの未来についてかたる必要もあるし
一致団結する必要もあります。
◆私はこのとき疲れているというかやることが在りすぎて
言い訳ですが
会社をほったらかしていました。
これでは社長業失格です。
今でも大きな反省箇所です。