歯に悪いこと│歯ハハネット

歯に悪いこと

歯に悪いこと

力んだ歯みがきと多量の歯みがき粉

入念な歯みがきは大切です。特に就寝前の歯みがきは最も大切で、歯の健康を保つためには必ず欠かさず歯みがきをして、翌日に汚れを残さないようにしなくてはいけません。

ですが、力を入れて歯みがきをすることと、多量の歯みがき粉を使うことは良くありません。
歯ぐきを痛めてしまったり、歯にとって大切なものまで落としてしまう危険があります。

耳にしたことがあると思いますが、歯はエナメル質でコーティングがされています。歯に汚れを付着しにくくしたり、菌が停滞しないようにする作用があることは有名だと思いますが、このエナメル質を歯みがきで削ってしまう危険があるのです。

歯をきれいにするためにする歯みがきですが、エナメル質を研磨してしまうことで、歯や歯ぐきを弱くしてしまう可能性があるのです。

歯をみがく力加減はとても難しいと思いますが、1~2週間で歯ブラシの毛が外側に開いてしまうのは力を入れすぎと言えます。歯ブラシを軽く持ち、力を入れるのではなく、隅々まで優しく丁寧にみがくことを意識するのがおすすめです。
歯みがき粉の目安は、歯ブラシの上に三分の一から半分程度です。多く使いすぎると、歯を研磨してしまいます。たくさん使った方が、菌等を退治してくれると思ってしまったり、口内がスッキリする、清潔になると思ったりすると感じる方が多いと思いますが、それはもしかしたら良い歯みがきの方法ではないかもしれません。

悪い食べ物

糖分を多く含む食べ物は、虫歯のエサを口のなかに入れているようなものです。糖分が多く、さらに歯に付着しやすい食べ物(ドライフルーツなど)は特に要注意です。糖分を口内にそのまま停滞させておかないようにしないといけません。

スナック菓子も代表的なものです。糖分が多く含まれている点と、歯のすき間に詰まりやすいので注意が必要です。

固すぎる食べ物も注意が必要です。そう簡単に歯が欠けたり、折れてしまうことはありませんが、噛み合わせを悪くしてしまう可能性もあります。固いものを好む方は、噛み合わせの心配が必要です。

着色が気になる飲み物も気をつけた方が良いものです。コーヒーやワイン、炭酸飲料、紅茶など、ステインによって歯にシミを作ってしまうものから、酸を含み、歯を溶かしてしまう飲料もあります。

喫煙

喫煙をすると血管を収縮させるというのは有名な話ですが、それによって歯ぐきや骨の血管も収縮し、血液の巡りが悪くなります。
さらに、白血球の機能が50%も減少すると言われており、白血球は細菌とたたかう役目を果たしているため、歯や体を守る力が弱くなってしまいます。
歯の治療をした際も同様で、回復させるための細胞の能力を低下させてしまうため、回復が遅くなってしまう恐れもあります。

そして、喫煙は歯石がつきやすく、歯ぐきの色が黒ずむ特徴もあります。そのため、口臭の原因にもなります。

まさに、百害あって一利なしと昔から言われていることは納得です。

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