日本の自慢「米」│歯ハハネット

日本の自慢「米」

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皆様、日本食、和食はお好きですか?
筆者は和食がもっとも好きなカテゴリです。もちろん、日本人であり、小さな頃から食してきたものですから、和食がいちばん好きですね。

なかでもお米。一日一膳のごはんを食べないと気がすまないという方も多いと思いますが、筆者もその一人です。

グルメではないので、お米の食べ比べなんてことはしたことがありませんが、一日朝か昼か夜のどこかで白いご飯を食べたくなります。
そして、白いご飯が美味しくないお店には行かない!だけを信じています。
父方の親戚が米農家をしていましたので、いつも実家にはその農家の米がありまして、我が家のご飯はコシヒカリや最近ではゆめぴりか等聞きますが、我が家はその親戚の米で育ちました。
いまでもその親戚から米を送ってもらっている実家では、ずっとそのご飯を食べています。
筆者も帰省したときにはそのご飯を食べますので、何が違うかよく分からずですが、なんとなく違うものに懐かしさを感じています。

(次に帰省したときには、その米がなんというブランド米なのか控えておこうかな)

海外の国の米

ところで、海外の国々でもお米はありますが、日本のお米と一体なにが違うのでしょうか?
日本の米は丸みをおびていて、海外の米は細長いイメージがあると思います。日本で食されるこの丸みのある米をジャポニカ米と呼ばれ、海外の細長い米はインディカ米と呼ばれています。昔、このジャポニカ米はタイ米とも呼ばれ、90年代に日本の米不作の頃に大量に輸入され、これまでジャポニカ米しか食べていなかった多くの日本人がおいしくないと衝撃を受けました。
筆者もこの頃、タイ米はおいしくないと感じたことをよく覚えています。

インディカ米は美味しくない?

世界の多くで食されているのはインディカ米なのですが、なぜ私たち日本人はおいしくないと思うのでしょうか。
私たちが食すジャポニカ米は、皆様がご存知のとおり、ふっくらとしていて艶があり、少し粘り気があってやわらかい、これがジャポニカ米です。一方、インディカ米は水分が少なくパサパサしており、加熱しても粘り気がありません。
これは、その米の調理法に関係があります。ジャポニカ米は加熱して炊いた米をそのまま食べる習慣があります。梅干しひとつなどでそのまま白いごはんを食べるのは一般的です。インディカ米を調理して食すのには、多くが煮て食すか、なにか煮込んだスープなどといっしょに食すことが一般的です。
日本の定番、カレーライスを食べるときは少し硬めのごはんを好む方が多いように、スープや出汁などとともに食べるときには少なからず食感が残るよう硬めに炊かれたごはんを美味しくかんじるのは納得です。
そのような文化と、さらには手で口へ運ぶ文化もあり、日本のジャポニカ米と違って硬いお米のインディカ米があるのです。

やっぱり日本人には日本の米が一番

近年は各国の専門店が一般的になり、特にタイ料理等のアジア料理はどこにでもあるくらい一般化しています。
家庭の食卓でインディカ米が出ることは少ないと思いますが、外国の料理を味わえる飲食店がたくさんありますからインディカ米を食べたいと思えばすぐに食べることができます。
もちろん、このときに食べることができるインディカ米は、その国の最良の食べ方で食べられるので、インディカ米が大いに生かされた料理のはずですから、かつて「タイ米は美味しくない」と言われていたときとはまったく違い本来の美味しい料理を食べることができるでしょう。

各国の料理が身近になった今日でも、やはり最も美味しいと感じるのはジャポニカ米、そう日本の米です。
ほとんどの方が毎日のように食す、最も身近な食物です。海外に自慢できる、最高の食物です。

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